硝子玉

□○第6キセキ○
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ちなみに、部屋の割り当ては




赤司と紫原、黄瀬と緑間、青峰と黒子、桃井と千鶴というように赤司が決めたらしい



青峰と黄瀬を別々の部屋にしたのはヘンに問題を起こさせないためとのこと………




顧問などの引率の教師陣は赤司が説得したためいない



つまりはこの合宿に来たのはキセキーズと桃井と千鶴のマネージャーだけ



もちろん服装は私服である





「千鶴、準備できた?」


「うん、バッチリだよ」




動きやすいハーフパンツに暑さを考えての半袖シャツに身を包んだ千鶴は桃井に返答する



「あー、コレ練習とかっていう目的がなかったらフツーに旅行なのにねー」


「ソレだったら絶対赤司くん来ないじゃない……。でも、先生達もいないんだからちょっとくらいならハメを外してもいいかもよ」




桃井ちゃんと会話をしながら千鶴はバッグに必要な荷物を移動するため器用に手を動かしていた



筆記具に記録用紙、レモン蜂蜜漬けの入ったタッパーを詰め込んで、



「よし、終わり!」





夕方まで部屋には戻らないとのこと、なので必要な物品はバッグに詰めてこいと言われ思い付くものをバッグに詰め込んだつもり


「さっ、行こっか桃井ちゃん」



しばらく千鶴のことを待っていてくれた桃井に声をかけてマネージャー組は部屋を後にした
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