硝子玉

□○第2キセキ○
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「………黄瀬くんって嫌い」



「唐突すぎない!?でも千鶴、毎回ソレ言ってるよね」




若干いつものこととでも言うように適当に相槌を打ち始める桃井ちゃん………



でも、ちゃんと話を聞いてくれようとしてくれてんのはすんごいいい子だと思う





「だってさ、イチイチ声かけてきたり抱きついてきたりっていらなくない!?」




「う〜ん………、でもソレ、誰にでもってワケじゃないよ?」



「えっ?」











桃井の言葉に驚きの声をあげて千鶴はキョトンとしている………





桃井「だって、抱きついたりしてるの千鶴としか見たことないもん」




握っていたバスケットボールに力がこもったのを感じた
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