秘密の隠し扉

□風邪の治療法
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先走りで俺の手が濡れ始めた頃、俺は侑斗のズボンを完全に脱がした。

「あぁ…英士…」

高揚とした侑斗の顔に俺の熱も上がる。

ホントは一度先にイかせてあげようと思ってたけど、今日の侑斗はエロすぎる。

とても侑斗をイかせるまで我慢できないと思った俺は侑斗に声をかけた。

「指、入れるよ」

その言葉に侑斗の肩がビクッと跳ねる。

困ったように俺を見てきた侑斗に俺がキスを贈れば侑斗は観念したように首に腕を回してきた。

それを合図に俺は侑斗の蕾に指を一本入れた。

「あっ…っ…」

「大丈夫?」

そう聞けば侑斗は小さく頷いた。

最初はゆっくりと侑斗の負担にならないように指を動かす。

「はぁ…ぁ…英士っ…」

首に腕を回している事で侑斗の口が俺の耳元にきている。

そのため侑斗の熱を帯びた甘い声がダイレクトに俺の脳に伝わってきた。

それによって俺の体も熱を帯びる。

「ああっ…ぁっ…んっ」

侑斗の口から快楽に染まった声しか聞こえなくなってきた頃、俺は一本、また一本と指を増やした。

その度に侑斗から上がる声に俺はどうにかなってしまいそうだった。

今すぐ侑斗の中に入りたい。

だけど俺のを入れるには侑斗の蕾は十分に解れていなかった。

どこかもどかしいと思いながらも俺が指を動かし続けると侑斗が俺の首から少し腕を離した。

「英士っ…もう、いいからっ…」

その言葉に俺は驚きつつも眉を潜めた。

「何言ってるの。まだ十分じゃないでしょ」

「でも、英士だって…っ…限界だろ?」

だから早くと言ってきた侑斗に俺の理性は呆気なく崩れた。

俺は侑斗の中に埋めていた指を抜くとズボンに手をかける。

限界まで容量を増した俺を取り出すとそっと侑斗の蕾に添える。

触れた熱に侑斗が小さく身震いをした。

「いい?侑斗」

「…ん」

俺の問いに侑斗が小さく返事を返したのを聞いて、俺は侑斗の腰をつかむと体を前進させた。
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