秘密の隠し扉

□風邪の治療法
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侑斗にキスを贈りながらパジャマのボタンを外していく。

外気と肌が触れた事で侑斗がビクンと体を震わした。

そんな侑斗に俺は微笑むと口付けていた顔を胸まで下ろした。

「あっ!英、士っ…」

胸の飾りに触れれば侑斗が甘い声を上げる。

片方を舌で転がしながらもう片方を指で撫でると侑斗の体が少し後退した。

「侑斗…」

「だ、だって…」

俺が少しとがめるような声を上げれば侑斗は顔を真っ赤にさせてうつむいた。

そんな姿さえ可愛いと思ってしまう辺り、俺も重症だね。

「俺しかいないんだから恥ずかしがらないで」

「分かってるけど…ぁっ」

「こっちに集中して。侑斗は俺の事だけ考えてればいいから」

「あっ…っ、英士…ゃっ」

何度も何度も胸の飾りに触れれば侑斗も抵抗らしい抵抗をしてこなくなった。

その頃、俺の下腹部辺りに当たるものがあり俺はクスッと笑みを浮かべた。

「やっ!」

そのまま下に手を伸ばせば侑斗の熱が俺に触れた。

「侑斗だって感じてるんだから素直になりなよ」

「ヤだっ…。英士、止めて」

「今更止められる訳ないでしょ」

そう言いながら俺は自分の下腹部を侑斗の下腹部に触れさせた。

「っ…」

触れた熱に侑斗は声にならない声を上げる。

その顔は真っ赤で熟れたトマト状態だった。

「俺だってこんなになってるんだから、一緒に気持ちよくなろ?」

俺の言葉に侑斗は赤い顔を更に赤くさせた。

それから小さく頷いた侑斗に俺は笑みを浮かべると侑斗のズボンに手を滑り込ませた。

「あっ!英士!」

急に自身を握られた侑斗がたまらず声を上げる。

そんな侑斗に俺は気を良くすると手を上下に動かし始めた。

「あっ…あぁ…んっ…やぁ…」

「嫌じゃないでしょ」

呆れたように言えば侑斗が涙目で睨み上げてきた。

それさえも今の俺を煽るものでしかない。
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