銀の夢

□午後の一時
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「お待たせしました」


マロンパフェを彼の前へ置く。

毎回厨房に無理を言って彼のパフェは私が作る。

そのため、店のパフェの作り方はだいたい覚えた。


「おぅ、うまそうだなぁ」

マロンパフェを見て幸せそうに笑う。


可愛い・・・


ついつい見とれてしまう。


「で、では失礼しますっっ」

慌てて私は下がろうとする。






「あ、ちょっと待ってくれ」






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