Hello,Hello!

□遅刻魔現る
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「出席を取るー」

「また鬱になるわ」

「どうしたヒデノリ」

「聞いてくれヨシタケ。隣の輩が来ないんだ。」

「ノリくん、誰が来ないって?」

「でさ、毎回毎回俺が手を上げてんのよ。」

「ヒデノリ…」

「最後まで聞けよ。もう嫌なんだよね。出席で手ぇ上げんの」

「ノリくんは俺のこと、そー考えてたんだ。」

「えっ」

「ノリくんいっくらたっても気付かないのな、すんげぇ面白い。」

「うわうわ、何かやばいことになったんだけど」

「さよならヒデノリ」


ヨシタケはヒデノリを置いて逃げていった。
雄大はヒデノリをじっと見つめていた。


「え、何このフラグ」

「フラグもナニもないよ」

「あのぅ雄大さん変換違いますぅ」

「五月蝿い」


若干眠そうな雄大はとっても妖艶だった。
ヒデノリがきゅんきゅんしたのは言わなくてもわかるだろうね。




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