†小説〜ロナウィルONLY〜†
□Bygone Days〜William〜
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「ロナルド〜!!一緒にランチ行かない?」
最近仲イイ女の子からの誘い。
行かないわけないっしょ!?
「イイねぇ!いこっか!!」
―――――食堂
「ロナルドは何食べる〜??」
「えぇ〜どーしよっかな〜。ティアナちゃんが決めたら俺も決める〜」
「えぇ〜??ロナルドと一緒のにしようと思ってたんだけど〜」
この思いっきり作った声。ちょっとイラっとくる。
「こーゆうのはね、一緒にしちゃいけないんだよ??」
「なんでぇ??」
「もし2人とも違うのにしたら半分こしてたべられるでしょ??」
たいていの女の子はこういってあげると喜ぶ。まぁ俺みたいなモテるやつと半分こできたら嬉しいでしょ。とか自分で思ってみるww
「そっかぁ!!じゃぁ違うのにしよっ!!」
ランチ選ぶのに10分もかけちゃったよ!!
どんだけ時間かけてんだよって話。
まぁかわいー女の子とランチできたからよしとしよう。
「なんか細菌って1菌、2菌って数えるんだって〜!可愛くない??」
「へぇ〜!!そーなんだ!!知らなかった!!」
ちょっとわざとらしかったかな…?まいっか!
おっと後30分しかなくなっちゃった。そろそろ回収課戻っとこ〜。
「あたし、そろそろ戻るね?ありがと〜」
ナイスタイミング!!
「明日も一緒にランチどぉ??…OK!?っしゃ!じゃ明日も一緒に食べよーね〜。」
約束もしたし、戻るかぁ!!
アレ??アラン先輩??…とお堅そうな七三眼鏡。
なんかこっち見てるし…
「あ!シャロンちゃんっ!!あのお堅そうな七三眼鏡はだぁれ??」
「あぁ。アレは管理課のウィリアム・T・スピアーズ先輩。すっごく真面目だよ?ロナルドとはまるで正反対。」
「だろうね〜。ありがと!シャロンちゃん!」
まぁ見るからに堅そうだもんな〜。
「要は女好きといったところですね。」
ん??なんだって??
「ちょっとストーっプ!!」
今聞き捨てならない言葉を聴いちゃったよ?俺は!!
「俺は『女好き』じゃなくて『女の子に対して優しい』ってだけですよ!!そこよ〜く覚えといてくださいねっ!!」
ホントに失礼しちゃうなぁっ!!
あと30分…
回収課で昼寝かなっ!!