†小説〜ロナウィルONLY〜†

□Bygone Days〜William〜
2ページ/9ページ

「ロナルド〜!!一緒にランチ行かない?」

最近仲イイ女の子からの誘い。

行かないわけないっしょ!?

「イイねぇ!いこっか!!」

―――――食堂

「ロナルドは何食べる〜??」

「えぇ〜どーしよっかな〜。ティアナちゃんが決めたら俺も決める〜」

「えぇ〜??ロナルドと一緒のにしようと思ってたんだけど〜」

この思いっきり作った声。ちょっとイラっとくる。

「こーゆうのはね、一緒にしちゃいけないんだよ??」

「なんでぇ??」

「もし2人とも違うのにしたら半分こしてたべられるでしょ??」

たいていの女の子はこういってあげると喜ぶ。まぁ俺みたいなモテるやつと半分こできたら嬉しいでしょ。とか自分で思ってみるww

「そっかぁ!!じゃぁ違うのにしよっ!!」


ランチ選ぶのに10分もかけちゃったよ!!

どんだけ時間かけてんだよって話。

まぁかわいー女の子とランチできたからよしとしよう。

「なんか細菌って1菌、2菌って数えるんだって〜!可愛くない??」

「へぇ〜!!そーなんだ!!知らなかった!!」

ちょっとわざとらしかったかな…?まいっか!

おっと後30分しかなくなっちゃった。そろそろ回収課戻っとこ〜。

「あたし、そろそろ戻るね?ありがと〜」

ナイスタイミング!!

「明日も一緒にランチどぉ??…OK!?っしゃ!じゃ明日も一緒に食べよーね〜。」

約束もしたし、戻るかぁ!!

アレ??アラン先輩??…とお堅そうな七三眼鏡。

なんかこっち見てるし…

「あ!シャロンちゃんっ!!あのお堅そうな七三眼鏡はだぁれ??」

「あぁ。アレは管理課のウィリアム・T・スピアーズ先輩。すっごく真面目だよ?ロナルドとはまるで正反対。」

「だろうね〜。ありがと!シャロンちゃん!」

まぁ見るからに堅そうだもんな〜。

「要は女好きといったところですね。」

ん??なんだって??

「ちょっとストーっプ!!」

今聞き捨てならない言葉を聴いちゃったよ?俺は!!

「俺は『女好き』じゃなくて『女の子に対して優しい』ってだけですよ!!そこよ〜く覚えといてくださいねっ!!」

ホントに失礼しちゃうなぁっ!!

あと30分…

回収課で昼寝かなっ!!
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ