レイディアント・ヒーローズ
□中学生編第1話 天狗山中学生サッカー部発足!!
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縺「さて、今日から中学生か・・・通学片道5kmは辛いなぁ。」
ああ、自己紹介を忘れていたな。俺は犬走縺。普通のサッカー好きの学生だ。
家が山中だし仕方ないな。だって麓の中学まで30kmあるし。
彗星「私服最高だな。制服なんか着るのダルいし。」
こいつは射命丸彗星。近所の悪友。
縺「そうかい。」
俺は別にどっちでもいいし。
???「おーい。」
後ろから自転車に乗った友達が声をかけてきた。
縺「にとりか。お前も天狗山中学生か?」
にとり「うん。兄ちゃんもこっちだよ。」
と、答えるのは、小学校からの友達の河城にとり。自作の電動自転車で通学するらしい。
因みに、この電動自転車。自転車って言うか原付バイク。しかも下手な原付バイクより性能がいい。警察に見つかったら逮捕されるかもしれない。
縺「流も!?あいつ麓の中学から推薦来てただろ?」
にとりの兄貴、河城流。兄と言っても4月生まれと3月生まれでまさかの同学年。
因みに、俺と彗星と流、にとりは同じ小学校出身。サッカークラブも同じだったので非常に仲は良い。
縺「勿体無いなぁ。守矢学院はサッカーでも勉強でも名門だし、家からも近いのに。」
にとり「いや、体力をつけたいって言ってたからね。家から遠い方が良かったみたいだし、学校行って着替えやすい私服制に気に入ったみたい。」
あいつは相変わらずだな。頭は良いが、効率が悪い奴だ。
まあ、あいつは良い奴だし俺は嬉しいが