lovework
□period*2
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数日後、彩乃は彼をふと思いだしワグナリアへ向かった。
店内に入ると小学生ぐらいの少女が接客をしていた。
席に通され、店内を見渡すと普通のファミレスだった。
そう。その時の彩乃にはそう見えた。
そして、青い髪の彼を探したが見当たらない。
しょうがないからパフェを頼もうと店員を呼ぶと、研修中の店員さんがオーダーを取りにきた。
「パフェをひとつ。」
そう、彩乃が言うと彼女は
「パフェ一つだけですね!ありがとうございます! 簡単なオーダーなら山田だってお手のものです!!」
といって注文票を書く彼女に彩乃は思いきって、青い髪の彼について尋ねてみた
彩乃「あの、すいませんこの間接客をしていた青い髪の男の店員さん知っていますか?」
山田「接客? ホール担当じゃないけど、相馬さんがどうかしたんですか?」
彩乃「え…? いつもは接客されてないんですか?」
山田「はい。相馬さんはキッチンですよ!! 山田は色々知ってるのです。このあいだ一回だけ色々あって、相馬さんもホール出たんですよ(フフッ 山田、超物知りです!!」
彩乃「(相馬さんっていうんだ…)あ、そうなんですか。すいません。気にしないで下さい。」
そういうと彼女(山田さん)はキッチンへ戻っていった。