シリーズ
□お誘いで再来
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「あぁ〜、おい」
「なに?猿野先生」
「見たぞ?」
「え?何を?」
「お前がいつも言ってた犬飼キュン」
「え!本当に!?」
「本当本当」
「格好良かったでしょ!犬飼キュン」
「顔はな。」
「顔はって性格は駄目なの?」
「教師の俺を猿呼ばわりするは、いきなりバッターボックスに立たされるは…」
「え!?先生犬飼キュン相手にバッターしたの?」
「二回な。見逃しとファウルだったけど」
「先生なんかが犬飼キュンの凄いボール打てるわけないって」
「なっ、これでも俺高校時代野球部だったんだぜ?後一球放ってたら打てた」
「へぇ〜。猿野先生野球部だったんだ」
「まぁな…」
「あさき〜!」
「は〜い!ゴメン先生、友達が呼んでるから!バイバイ」
「じゃーな」