創造への軌跡book
□やさしい兄貴
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【弓の名手】
「それにしても、こんな適当にメンバー決めてよかったのか？割と重大な事を調査しに行くんだろ？」
「まあ、確かに重大な問題ではあるな。生物変化現象については、我々アドリビトムだけの問題ではない」
「だったら尚更…」
「アンジュさんの目は確かよ。適当に決めた訳ではないと思うけど……でも、急すぎるわよね」
「クレスがチェスターの事、“弓の名手だ”って言ってたじゃない？あの努力家なクレスが自信を持って言い切ったんだから、大丈夫だと判断したんじゃないかな」
「なるほど。確かに、その可能性は高いかもしれんな」
「そうか…。だったら俺は、クレスの人徳の為にも頑張らねぇといけねぇな！」
「うん。あ、私格闘家だから。後方支援よろしく！」
「任せとけよ！」
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