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□もしも剛三郎がいい人だったら2
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「では瀬人様、本日もお疲れ様でした」

「ああ」


ガチャ



「瀬人、メリークリスマス」



パタン



「なぜ閉める!?ここはお前の部屋だぞ!!(バンッ!」

「黙れ剛三郎!!なぜ貴様がここにいる!!?そしてその気味の悪い恰好はなんだ!!?」

「瀬人、今日はクリスマスだぞ」

「それと何の関係があるというのだ!!?」

「サンタがプレゼントを届けにきて何が悪い」

「誰がサンタだ気色悪いことをぬかすな!!」

「瀬人、お前はいつから父親にそんな口をきくようになった…。わしは悲しいぞ」

「十中八九貴様のせいだたわけが!!」

「しかし安心しろ、そんな瀬人にもこうしてプレゼントを持ってきてやったのだ」

「いらん、それを持ってとっとと失せろ」

「フッ、これを見てもそんなことが言えるのか?(スッ」

「!!?それは…」

「青眼の白龍のフィギュアだ。このわしが特注で作らせた一点ものだぞ」

「ふ、フン、す、少しはましなものを持ってきたようだな…!!」

「意地を張るな、お前にとって最高の品をと作らせたのだぞ」

「だ、誰が貴様の手にかかったものなど…」

「見ろ瀬人、美しいだろう。ここまで形状、色、つやを再現することはなかなかできんぞ。特に翼のラインなどよくできているとは思わんか?これほどのものの価値をお前がわからぬはずg「そこまでいうのなら受け取っておいてやろう!!(バシッ!!」

「ふっ、最初から素直にそうすればいいものを…」



パタン



「せ、瀬人!!?貴様父親を締め出すとは何事だ!!ここは感謝の一つや二つ告げるところではないのか!!わしが今日までどんな想いで…、おい瀬人!!聞いているのか!!?」

「剛三郎様、すでに瀬人様の耳には何も入っていないかと…」

「………これが反抗期というやつか」



いつものことです
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