本 1

□上編
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ぶはっ!

ねぇねぇみた!?
いやあそこには俺と監視カメラと藤原しかいなかったから見たのは俺と雪那しかいないけどさぁ…

笑っちゃうくらい面白い顔だったんだぜ!
ぶくくっいまでも思い出し笑いが…っ


あぁ、本当

「飽きないよなぁ…!」

「何が?」

バッっと後ろを振り向くと同時に繰り出される拳。

目の前にあるものは避けられない!
ならば躰を後ろに引いて威力を消すまで…!!

ドスッ

「は、ぁ…?っ!?」

こいつ、俺が威力を消そうとしたのを読み切りやがった!
蹴り入れんのとか、マジ反則だっ!!

「え、すご。僕の蹴り喰らって気絶しなかったのは君で四人目だよ!」

四人もいんのかよ…

一人は分かるぞ、会長だろ。いや会長なら受ける前に返り討ちにするだろうな…

「ど、して。いんですか…!」

腹痛っ!
アバラは折れてないようだけどな!

「えぇ?暇つぶしだよ。そんなこともわからないの?プークスクス!」

手を口に当てて言葉で笑う。

なにこれすっげぇ苛立つんだけどおい。

つかなんでいるんですか、暇つぶしですか、そうですか。
他のとこでひまつぶせよ!!

会計の工藤 神!!



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