本 1
□上編
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「先生、少しお話があるのですが良いですか?」
3時間目が終わり次第教師、藤原 圭吾に話しかけた。
話しかけるときに『平凡の癖に…!』と嫉妬の目線を送ってくるチワワちゃんなんてノンノン♪
お返事はOKだとさ!
さぁさぁ早く行きましょうよ!!
数学教師専用準備室へ!
まぁ、行く前にコトは起こすけどな…?
ドサッ
「せぇんせい?僕のこと…どう思ってるの?」
先生はぁ〜今俺に押し倒されてまぁす!!
いや〜数学準備室への道が人通り少なくてよかったよ。
しかも今日は3、4、5時間と連続で数学が全学年にあるから此処に居るのは俺とこの教師だけ☆
しかも此処は教師の出入りが激しいからBポイントにも設定されてないし☆
天は俺の味方をしてくれるらしい。
「おい、綾瀬。降りろ。」
「嫌です。先生が教えてくれるまでどきません。」
腕は押さえるつけてるし、上からの圧力もあってどかすのは難しいだろ?
「…綾瀬。」
「嫌です。」
「綾瀬!!」
「嫌です!」
早く、早く、出ないかな?
ねぇ? 圭吾にいさん?
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