本 1

□上編
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朝、雪那と鏡音先輩が起きる前に学校へ向かう。

勿論、教師と爽やかを堕とすためだ。
今日中に爽やか、二宮 咲を堕とし、教師、藤田 圭吾を堕としにかからなくてはいけない…。

途中、寝惚けている不良、笹原 良に会ったので一緒に登校。

寝惚けて目を擦ったり「ん〜」とか呟いたりしていて可愛かった。
やっぱ、コイツ受けだろ。んでそこら辺で寝て襲われるタイプだ、絶対。

なんかモブに襲われるタイプだろう。んなことさせる前に俺が襲うが。まぁそんな趣味はないけど。

やっぱ、襲うなら…

「鏡音先輩が良いよなぁ…」
「何が。」
「ん〜、掘るなら。」

って、笹原いつ覚醒したし。
横を向いて笹原をみると…あぁ、やっぱり。
顔を真っ赤にして「ほほほ、掘る!?」ってどもってるし。

「お前はうぶなんだな。そうだろ!」
「うぶじゃねえ!」

そうか、だったら

「お前、童貞?」

「…付き合ったことはある。」

童貞か。俺は思わず可哀想な人を見る目で笹原を見てしまった。

「じゃあお前は童貞じゃねぇのかよ!?」
「いや、俺は…」

童貞だ。と、答が出る前
笹原の向こうに二宮を見つけた。

これはこれは…神様は俺の味方らしい

「わるい、笹原。ちょっと用事が出来た。
また、中庭で。」

一方的に別れて俺は二宮の方へ向かった。


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