人間・死神・破面・仮面のお話
□愛に溺れしは屈辱
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『…菊…
…乱菊…』
「…ん…ギン…？」
『おはよーさん、乱菊』
「…おはよ」
『――――――』
ΡΡΡΡΡΡΡ…
ΡΡΡ…パシッ
「んぅ〜あったまいったぁ〜」
「そりゃ昨日あんだけ飲めばな」
「ッ？！！…隊長？！」
「いーから早く起きろ。定例集会に遅れるぞ」
「でもなんで隊長が此処に？」
「…隊首室に隊長の俺がいちゃ悪いか？」
「へ？…！やぁっだ〜隊長まさか酔った部下を一晩中介抱しながらいかがわしいことを「するかボケッ！！」」
「…ちぇっ。つまんない」
「昨日、酔い潰れて帰ったかと思えば目覚ましと抱き枕持ってきて此処で勝手に寝たんだろが」
「あっそうでしたっけ？」
「…全く…ほらさっさと支度しろ」
「はぁい」
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