日雛のお話

□バースデー・ハプニング☆
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「おはようございます雛森副隊長、おめでとうございます」


「ありがとぅ♪」





「雛森くん、これ良かったら」


「ぅわぁ、ありがとう吉良くん♪」






「雛森、誕生日おめでとよ!」


「ありがとう阿散井くん♪」




「雛森副隊長ー―――」
「桃ちゃーん――――」

次々と祝の言葉や贈り物をもらって雛森は朝から上機嫌だった


まだ隊舎にも着いていないのに随分たくさんの人に声をかけられた




「おはようございます♪」

「おはよう、雛森くん。おめでとう」


「ありがとうございます藍染隊長♪」


もう何度目かなんて覚えてはいないものの、年に一度、この日が来る度に雛森はまた一つ幸せが増えていくのだ

死神になって仲間が出来て自分の誕生日を祝ってくれる者が増えた喜びを一番実感できる日だから



















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