日雛のお話

□花より団子
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(たしか隊長と雛森はここで待ち合わせのはず…。)
乱菊は十番隊舎から最も離れたところにある甘味処に来ていた。



もうここで彼女の真の目的はおわかりだろう。


深紅の着物を身に纏い綺麗な巻き髪をかんざしでまとめ完全に変装した乱菊は2人の姿を探す

(あっ…いたいた!)




「日番谷君!桜が綺麗だよぉ!」

「あぁそうだな。」

そういいながらも日番谷は隣にいる雛森に見とれていた。
雛森は春らしい淡いピンクの着物で髪はいつものようにお団子にしていた。


(隊長ったらあんなに見とれてvまぁ雛森は超鈍感だから気付いてないけど;)

日番谷は黒い浴衣という質素な格好。

(あれじゃ死覇装と変わらないじゃない;そーだ今度現世のコスプレさせようv)

「ねぇ日番谷君!お団子食べたいな」


「はいはい」


「色んな種類があるねぇ。あんみつもいいなぁvあ〜どうしよう全部食べたいv」

「そんな食ったら太るぞ」

「平気だもん!あっじゃぁさ、あたしがあんみつ頼むから日番谷君はお団子頼んで!それで半分こしない?」


(さすが雛森!そんな甘いシチュエーションをその天然さで自然に作った!!)

「あ、あぁ//」

(隊長照れてるv)


「決まりね!すみませーん…」










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