日雛のお話
□晴れすぎた空
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天候は常に人を悩ませる
それは決して予測できず俺達大地に住むものは皆、甘んじてそれを受け止める
ただし天候は時に俺達に幸運をもたらす
それがたとえ偶然だったとしても
俺達は祈るんだ
「明日も晴れますように」と
『晴れすぎた空』
「晴れてんなぁ…」
爽やかな風が紙を揺らしスカイブルーが広がるある日の昼下がり
柄にもなく無意味な独り言を呟いた
こんな陽気な空の下で屋根の上で寝そべってブツブツ言ってる俺は相当なアホ隊長に見えるんだろうな
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