長い歴史に爪痕を刻む
□中間試験
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じめじめとした梅雨の空気がはりつめた教室の緊迫した空気を侵す
ネムさんが来てから三週間が過ぎていた
今日は中間試験
自慢じゃないが僕は今まで一位の座を誰にも譲ったことはない
もちろん今回もそのつもりだ
それにしても彼女は出来るのだろうか
死神でも数学とかはやるのか?
現代文や現代社会なんて無知に等しいだろう
いやでもとりあえずはこっちで生きていたんだからそれくらいはこなせる…のか?
「はい。そこまで!」
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