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□それが俺の幸せです
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広い公園 。
青い空に 輝く太陽が 俺と君を照らす 。
緑生い茂る草原に座れば 、
ぽかぽかと 暖かな日差しが 俺らを包む 。
「 ねむ 、 」
ついつい 出てしまった 本音と欠伸 。
それを見た君は クスクスと 笑う 。
「 寝てもいいよ? 」 という君 。
申し訳なさも 勿論ある 。
だけど 眠気には 勝てなくて 、
一言 「 ごめん 」 と謝って そっと横なる 。
そのときに さりげなく膝枕をする君に
なんともいえぬ 愛おしさが 込み上げた 。
女の人みたいに 柔らかくは ないけれど 、
女の人には 負けないくらいの いい匂い 。
君の匂いに 包まれて
君の暖かさに 包まれて
目を閉じれば 「 おやすみ 」 と
愛しい君の声に 唇の柔らかい感覚 。
そんな君が 時間が 愛しく大切 。
君の優しい歌声が 流れる中 、
俺は静かに 眠りについて 、
ふと 目覚めたときには
愛しき君の 寝顔 。
それが俺の幸せです 。