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□ちょっとお願いがあるんだけど
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「神田」


「あ?」


「ねえ」


「何だ」


「お願いがあるんですけど」


「だから何だ」


「壁ドンしろください」










「はあ!!!!?」












「ん?」


「ちょっと待て、何でそうなった!!?」


「ちょっとやってほしいなと、」


「おいバカモヤシとうとう頭の中までモヤシに」


「違います。」


「変態?」


「至って普通だから早く壁ドンしろ」


「しろになってっぞお前」






タッタッタッタッタ




「おーい!!ユウー!!」


「げ。」


「ユウー!!壁ドンしてええええええ!!!」



「!!!!?」


「あっこら逃げるな!!」



「お前らキモい!!近寄るんじゃねぇ!!つーか追いかけてくんな!!」


「ユウー壁ドン壁ドン」


「その名前で呼ぶな!!」



「あははははは」


「神田ああああ」





















「ちょっと神田起きてーーー!!!!!」





ドゴォッ






「ぐえっ、」







ものすごい吐き気とけたたましい声

強制的に起こされた







「おまっ、は、いきなり殴る、な、」


「ごめーん、中々起きてくれなくてさあ」


「いや寝かせろよ」


「うなされてたから、夢?」


「ああ…お前のせいでぶっとんだ」


「えー!?私のせい!?」


「お前しかいないだろ!!ってか人の部屋に入ってくんじゃねぇ」


「リナリーがいいって言ったもん。朝は思いっきり殴ると目覚めがいいってアレン教えてくれたし」



「で、こうやって押し倒すのがいいってのは」


「ラビが教えてくれたよ」


「殺す」
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