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□金環太陽面通過
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おはようございます!
そして単刀直入に申し上げます!
今日は・・・
「ユウの誕生日!!!」
そう。
今日は6月6日。
そして、見事に金環太陽面通過の日なのです!
「金環太陽面通過って何さ?」
「ん、ラビ!☆おはよーうッ!!」
「おはようさ!機嫌いいな、何かあった?」
「何言ってるの〜、今日はユウの誕生日じゃん!!」
「なーるほど!!で、金環太陽面通過って?」
「それはねー、太陽に金星がかぶって綺麗に見えることだよ!!」
「ふ〜ん、で、それがどうした?」
「え?いや、私がそーゆーの好きだから言っただけだよー?」
「そか!」
私とラビが話してると、突然ラビが固まった。
「ラビ?」
「はっ!花音、オレ用事思い出したから行くわ!!じゃーなー!!;」
多少強引に私とわかれたラビは冷や汗をかきながら走って行ってしまった。
さっきまであんなに喋ってたのにー?
「チッ」
あれ、この舌打ち。
クルッ
「ユウッ!!」
「ったくお前は、何発情兎と一緒にいてやがんだよ」
「朝会ったから話してただけだよ〜?あ、でもなんか行っちゃったけど。」
「ふん。」
花音は知らなかった。
ラビと話しているとき、花音の後ろに神田がいてラビをこれ以上ないくらい睨んでたこと。
「それより・・・」
「なんだ?」
「ユウお誕生日おめでとう!!」
チュッ
「///!!!?」
「あははッ、ユウってば顔真っ赤だよー?」
「うるせェ///」
「不意討ちってやつだね〜」
「・・・。」