−貴方が入室しました−
□Mental instability
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その時俺は少し仮眠をとっていて
夕方5時頃に目を覚ました
起きたら体中が汗だくで
目の前には波江がいた
心配そうに俺の顔を覗き込んでいる
「うなされていたわよ?大丈夫?」
あくまで冷静に喋りかけてくる
「・・・波江」
「なに?」
「あそこの棚の上から3段目の中の上から4枚目の袋とって」
そういうと波江はだまっていうことを聞いてくれる
俺の手に手渡すと黙ってこっちを向く
「あと水と・・・棚の上のびん・・・」
するとすぐに水をビンを両手に持ってきて
波江から受け取って
袋から薬を取り出して飲んだ後
ビンからも何個か取り出して飲む
「何?それ」
「・・・精神安定剤」