物語 2

□第三十七話
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ダーク
『よっしゃー!!今回はこの姿で侵入成功!!』


どーも!!前回アーリーの寝込み襲い未遂をしたダークです。
今回はリベンジの為にファントムブラスタードラゴン様にワガママを言ってセイちゃんのバリアを外してもらったから今俺はこうしてアーリーの部屋の前にいる!!
しかし…ロイパラってセキュリティーがセイちゃんのバリアだけって弱く…
シャドパラのマクリールよりはマシか!?


ダーク
『よし…ドアを開けて…』


カチャッとドアをゆっくりと開ける…
幸いに周りは誰もいないし、真っ暗闇の空間だから襲うには前回より状況が俺にとっては好都合だ!! ん?目見えてるのか?って?俺を誰だと思ってんだよ?シャドパラ世界で真っ暗闇に慣れた環境にいるブラスター・ダークだぜ?
これくらい慣れてるよ!!


ダーク
(っか…アーリー相変わらず綺麗な顔立ちして寝てんだな…)


ゴクリと生唾を飲み込み興奮を抑えながら今回は布団の中に入ってアーリーが起きても見えないように潜りながら攻める作戦に入った…


王子
『ンッ…』


もぞっと身体を動かしたアーリーだが俺が行動を止めるとすぐに何事も無いようにスヤスヤと寝てしまった…


ダーク
(っか…アーリー何か手に持って…)


少し外気に触れない程度に俺は布団を身体で上げてアーリーを全体的に見てみた…
まるで女の子が寝るように縮こまって寝ているアーリーに俺は思わず欲情を抑えれない…


ダーク
(ちょっ…これで我慢しろってのが無理な話だろうっ!!っか何なんだ?このぬいぐるみっ!!)


アーリーの腕からゆっくりとその人形を奪い取った…
真っ黒な鎧に大剣を持ちブラブレの黒いバージョンの姿…


ダーク
(って?俺ぇぇぇぇぇ!!何?このクオリティ高い人形?!誰だ?作ったのっ!!)
【※ブラブレです。】


すげーとか思いその人形を窓際に置く… 風でなびいているカーテンでブァッブァッと顔を隠されている人形をみて俺は思った…


ダーク
(うわぁ…何だか苦しそうだな?俺…)


まるで俺がカーテンにいじめられているような感覚…
だが俺は人形に構っている暇はない。
すまないっ!!人形の俺っ!!!
俺は人形よりアーリーを襲う事の方が大事だぁぁぁ!!


ダーク
(人形持っていた手…どうしょう…。)
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