物語 2

□第三十五話
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王子
『また…雨か…』


ザーッと降っている外の雨に向かって私は独り言を言った… 幸いにベットで寝ているブラスター・ダークは爆睡していて少々の事では起きない。


王子
『…何故ブラスター・ダークはこんなに雨が降っているのに、そんなに寝れるんだ…』


すーっすーっと寝息をたてながら私が憂鬱になっていることも知らず寝ているブラスター・ダーク…
ふと、覚醒側なら私を見てどう思うだろうか?
そんな事を考えてしまった。
バカだと言って笑うだろうか?
それとも何を考えているんだ?
と言われるだろうか?
どちらにしてもこの私の憂鬱が晴れないことは確かだった。

王子
『久しぶりに雨に濡れてみるか…』


ボソッと私は呟いた。
私は薄着の長袖長ズボンをはいて、外へ飛び出した…


王子
『ブラスター・ダークがいけないんだ…私より先に寝てしまうから…起きていてくれると言ってくれたのに…』


いつもなら全然気にしなかった事が雨によって気持ちが不安定なせいでマイナス思考になってしまう…
ふと、ガサッと音がして私は振り向いたが間に合わず何者かに襲われる…


王子
『っ…離せっ…!!』

私が必死に抵抗しても離れない…
ふと、両腕が見えた…
相手は男性か?
私が考えているとまた違う手が私の腕を捕まえ押さえ始めた…
っ!!相手は2人いるのか?
男達は私の上着のボタンを勢いよく外すと手で胸を触り始めた…
突然触れられた身体が思わず反応した…

王子
『っ…』


男達の手は私の胸を触りまくるとキュッと私の胸の一部分を摘んだ。


王子
『っ…やぁっ…』


思わず声が出てしまい慌てて私は口を閉ざす。
こんなっ…触れられただけで声を出すなど…
私がそうやって我慢していると下の方にいた男性が私自身に触れてきた…
急にきた感覚に思わず私は目を見開いて声を押し殺した…


王子
『あ゛っ…ンッッ…!!』


上の方にいる男性への私の胸を触る行為はそのままで、両腕が自由にならないまま下の方にいる男性に私自身をくわえられながら扱われた…

王子
『やっ…止めて…っ…ンッッ…』


雨で視界が悪く、私が裸にされ…
無理やり身体が犯されていく…
っ…いつもならブラスター・ダークを呼ぶが、今は呼べない…


王子
『ブラスター・ダークっ…の…バカっ…』
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