物語4
□『ねぇ!!君は一体誰が好きなの!?』
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覚醒ダーク
『…皆どうしたんだ?そんなに集まって?』
アルフレッド
『おっ?約束通り来たな?エラいぞダーク。』
覚醒ダーク
『…アルフレッド?』
アルフレッド
『さっ、皆始めるぞ!!』
突然始まった謎の集団とアルフレッドの掛け声で始まった謎の行動…。
アルフレッドが紫色の綺麗な液体を持ちながら急に俺に向けてきたが、何だか嫌な予感がして逃げようとした瞬間後ろからスーッと全てを撫で回すように抱きつかれて俺は力を失った。
覚醒ダーク
『っ…』
プリンス
『ブラスターダーク。すまない…』
…!?ダークサイドプリンス・アーリー?
何故お前が実体化しているんだ?
俺が驚いていると左右の手をもう1人のダークサイドプリンス・アーリー(紳士プリンス)とアルフレッドアーリーが押さえつけた。
覚醒ダーク
『っ!!一体何の…アガッ…ア゛ーっ!!』
王子
『すまない…ブラスターダークっ!!』
紳士プリンス
『仕方ないんだ…』
もがいて手を解くのに必死になっていた俺はアルフレッドに下顎を下げられ口を開けさせられた。勢いよく入ってくる液体を俺は抵抗出来ずに喉の奥で飲んだ。次々と入れられ液体が半分になった所でむせてしまい、やっと解放された。
覚醒ダーク
『ゴホッ…ゴホッ…』
アルフレッド
『半分は飲んだな?この酒は…』
アレ…?頭が…っ…
俺は一体…
アルフレッドの声が遠くに聞こえる…
アルフレッド
『ペルルに特別に頼んで、いただいた我とペルルだけの思い出の酒だからな?度がキツいからきっと…』
王子
『ブラスターダークっ!!大丈夫か?』
覚醒ダーク
『…アーリーぃ。』
王子
『ワワッ!!ブラスターダーク?』
あー頭がフワフワする…。
アルフレッドアーリーの胸が居心地が良い…
それに良い匂いだ…
王子
『ブ…ブラスターダークっ…くすぐったいっ…』
プリンス
『アルフレッドアーリーにもたれて、スリスリしている…』
アルフレッド
『うーん?もう少しだけ飲んで欲しいんだが…』
紳士プリンス
『なら、コップに酌み飲ませたらどうだろうか?』