物語4

□『用事で来ただけなのに何故こうなった!?byレジー』
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レジー
『はぁ…何故俺がシャドパラなんかに…』


どうもお久しぶりです!!読者の皆様!!俺ダクイレの時期なる王のレジーです!!
今ものすっごく会いたくない相手に会いに行かないといけない用事に出かけています…


ダーク
『わざわざ、迎えにきてやったのに着いて発した一言がそれかよ…』


コイツはご存知シャドパラの王になりたてのブラスターダーク…
俺の愛して止まないプリンスお兄様の恋人なんだけど…
今だに俺は認めてない!!
断じて認めてない!!
むしろお兄様は何故コイツを好きになったのかすげー理由気になるけどあえて聞かない!!
俺に勝ち目は無いからな…


レジー
『今日はアーリーさんは来ていないのか?』


ダーク
『アーリーは騎士王の手伝いでロイパラに居るよ…』

(コイツ、いつも俺の横にアーリーが居ると勘違いしているな?)


なんだ…アーリーさんロイパラでお仕事か。
仕方ないか…
あのお方はこんな俺より優秀な方だからな。
しぶしぶブラスターダークに案内され中に入るすると早速槍を持った男に槍を向けられた。
ここは来客に槍を向ける国なのか?


ジャベリン
『ダーク様っ!!この者はどこのユニットでぁぁー』


ダーク
『マクリール!!ジャベリンを拘束して…むしろ門に挟んで離さないようにしといてくれ。』


マクリール
『…わわっ!!あっ…はい!!分かりました。』


ジャベリン
『ダーク様っ…いだだだっ!!マクリール!!止めなさいっ!!』


グレード1が完全ガードにやられている…
異様な光景だ…
その槍の男はブラスターダークに投げつけられ完全ガードにキャッチされ最後は門に挟まれていた…痛そうだが俺はあえて無視をした。


ダーク
『全く、撃退者に入れなかったからってジャベリンは相変わらずうるせー奴だよ…悪ぃな?ジャベリンは昔からあんな感じ…ウワッ!!』


ネヴァン
『あー久しぶりのダーク様ぁ〜♪もう寂しかったですわ〜♪』

…!!何だこの露出度高いお姉さんはっ!!
ブラスターダークにベタベタくっついて…
お前にはアーリーさんが居るだろう!!アーリーさんが!!


レジー
『ブラスターダーク…』


ダーク
『あーコイツはネヴァンって言ってな?』


ネヴァン
『ダーク様の忠実なる部下ですわ〜♪』


ダーク
『そーいやぁネヴァン?カロンはどこに行ったんだ?』


ネヴァン
『カロンなら先程お買い物に行きましたわ♪それよりダーク様ぁ〜?』


…何だこのリア充度。
俺なんてまだお相手すら見つかっていないのに、ブラスターダークはこんなにも…
っていかんいかん!!
人を妬むなとましてやブラスターダークを憎むなとデスアンカーお父様に言われたんだ…
我慢しないと…


ダーク
『んじゃ、俺部屋に居るからってカロンに伝えておいてくんねぇか?』


ネヴァン
『…分かりました♪お仕事頑張って下さい♪』


ダーク
『サンキュー♪ネヴァンは流石だな?頼りになるぜ!!』


ネヴァン
『…もーダーク様ったら!!!』

すげーほんわかだ!!
ここシャドパラだよな!!
もっとどよーんとしているんじゃ無いのか?
なんなんだよっ!!
和む…


ダーク
『んじゃ俺達は部屋行く…っ…!!』


さっきまで笑ってたブラスターダークが顔をしかめて頭を抑えていた…
慌てて手で肩を支えた。
っ…!!コイツ、身体細い…。 意外と軽いし、髪サラサラ…。

ダーク
『あっ…悪ぃ…サンキュー。助かった…』


レジー
『あ…ああ…。』


何事も無かったようにブラスターダークは部屋に着くなり椅子に座り仕事をし出した。


ダーク
『あっ…お茶…』


レジー
『いいよ、俺が入れてやるから…』


ダーク
『悪ぃな…普段ならカロンがついでくれたりしてくれるんだけどよ。』


カキカキという音と共に書類整理をしているブラスターダーク…
王になる前はこんな表情を見たこと無かったからイマイチ慣れない…。


ダーク
『そう言えば、レジーは今日1日シャドパラを見学しに来たんだよな?』


レジー
『ああ…たまには外に出て勉強しておいでとデスアンカーお父様に言われてな?』


ダーク
『どうだ?シャドパラは…?』
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