夢小説
= NARUTO =
これは御伽噺。
誰もが口ずさんでいた、たった一つの噺。
暗闇に永く続く深遠の道は儚詩へという名の混沌の扉。
そして一瞬の光を放つのは夢幻詩という名の幽玄の扉。
2つは常に交差して私達を惑わせ狂わせ苛む毒。
けれどそこに差し伸べられた手があった。
あぁ、貴方は誰?
どうかお願い、貴方の見姿を私に見せてください。
もし見せてくれるなら、私は独りじゃないと思えるでしょう。
運命と言う名の輪廻の世界に希望がまだあったのだと。
そして私は全ての人に吟遊詩と言う名の詠を語り、
そして捧詠と言う名の詠をそっと伝えます。
貴方の為に私は全てを捧げる覚悟があるのです。
あぁ、あれは何?
あれは、そう・・あれは大切な私の記憶。
私の集めた頂夢と頂絵の星の繋がり。
そんな私に貴方は何も言わずに接吻を落とした。
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管理人 Ψ 氷桜