TMNT
□急展開
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『う、わ』
「第一声がそれって酷いんじゃない?」
『いや、だって』
急展開
どうも、下水道で暮らしているメイです。さっきまで寝てたんですがドナテロにたった今起こされました。それはいいんだ、うん。いいんだけど…、
『顔近い!!』
「うわ!?吃驚したなぁ、いきなり大きな声出さないでよ。」
『あ、ごめん。Σじゃなくて、ちょ・マジ顔近いって!!』
何を考えてるんだ、この亀は。起きていきなり顔が近くにあったら誰だって驚くだろう。
それでなくとも好きな奴が部屋の中にいることに驚いてるというのに。
「まぁ、起きたんならいいや。早く支度しなよ、朝御飯できてるから。」
『(やっと離れた…)あ、うん。つか、出てってくれよ、仮にも女子が着替えようとしてるんだからさ』
「え!メイって女の子だったの!?」
『殴っていい?』
女にみえる要素0ですか。いや確かにこんな性格だけどさ。さすがに好きな奴に言われるとキツいものがある。
「やだなぁ、嘘だよ。メイは意外と女の子らしいとこあるよね、意外と。ちゃんとわかってるって。」
『だったら意外とって強調しないでくれるかな(怒)』
フォローになってないよ、むしろブロークンハートだよ。俺を苛めて楽しいかサドニーめ。
「うん」
『Σ答えちゃった!?』
「だって声に出てたし。」
『え、マジで?』
「マジで。あ、そうそう声に出てたと言えば、メイ寝言言ってたよ。」
『なんて?』
「えっとねぇ〜、“ドナテロ〜好きだぁ〜”って」
『!!??』
「あとは“愛してr『わああぁぁぁ///!!』
「別に照れなくてもいいのに。僕もメイのこと好きだし。」
『へ、』
「あ、そろそろ支度しないとマイキーが騒ぎ出すから僕は出てくね」
『ちょ、待』
「早くしてね」
バタン
『待てっての!!』
(なにこの急展開!!)
(つか寝言で愛してるとか…!)
(否それより、これからどう接すれば!?)
(とりあえず支度しよ…!!)