一つ目のパズル
□過去拍手文
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「ギャモーン！て、あれ？」
「ギャモン君、寝てるね」
「確かに･･･」
「アナが思うに〜、こんな所で寝てたら風邪引いちゃうかも〜」
「アナが言う通りだよね･･･」
「でも、どうすんだよ？」
「カイトの言う通りだよ！ギャモンてばでかいから、運ぶのだってしんどいよ！」
「キューちゃんの言い分も確かだよねぇ･･･」
「キューちゃんじゃなくてキュービック！」
「気にしない、気にしない！」
「う〜･･･」
「あ！アナが思うに〜、起こした方が楽じゃないかな〜」
「よし、起こすか」
ユサユサ
「ギャモン〜起きろ〜」
「ギャモンく〜ん」
「ギャモン〜」
「ぅんっ･･･ふ、ん･･･」
「「･･･････え？」」
「ききききき、気のせいだよな？」
「気のせいよ気のせい」
「そそそ、そうだよね！」「ギャモギャモかわい〜」「うぅ〜ん･･･」
「わわわ、起きそうだぞ！」
「起こさなきゃいけないんでしょうが！」
バシッ
「いってぇ〜！！」
パチッ
「んぁ？はれ、なんれカイトたちが？？」
「ギャモギャモ、舌足らずだぁ〜かわい〜」
「むぅ･･･」
(ギャモンが可愛いだなんて気の迷いだ！！)
(そ、そうよね。気の迷いよね)
(僕もそうであってほしいかな)
「わぁ〜、ギャモギャモの髪ツンツンじゃな〜い」
「うえっ、本当だ･･･」
グハッ
「え、何だよ！！」
「なﾞんﾞでもﾞあﾞりﾞまﾞぜんﾞ」
「うわっ、ティッシュティッシュ！！」
「ずまﾞんﾞ」
「ごめﾞんﾞなﾞざいﾞ」
「うﾞんﾞ」
「なに言ってるか分かんねぇよ！！」
ズビーッ
「すまん」
「や、別に良いけど･･･」
「ギャモン君、髪下ろしてると印象変わるね」
「アナが思うに〜、髪下ろしてた方が可愛いかな〜」
「アナ、可愛いじゃなくてカッコいいじゃないの？」
「えぇ〜、可愛いんだよ〜」
「えぇ〜、カッコいいじゃないの〜」
「つか、なんだよお前ら」
「こんな所で寝てたら風邪引くから起こした」
「それだけ？」
「それだけ」
「あ、そう･･･」
「ギャモンが起きたし、どっか遊びにいこうよ！」
「あ、さんせーい！」
「アナも〜！」
「よし、行くか！」
「拒否権は？」
「ない！」
「そっ、か･･･」
「あれ？オチどこだ」
後書き
ギャモンは髪下ろした方が可愛いと思う。