書斎T
□ああ…風紀委員長様
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サラダも食べ終え
「ヒバリさん、ご馳走様でした。とても美味しかったです」
「君に喜んで貰えたなら僕も嬉しいよ。………綱吉、クリームついてる」
「へ?どこですか?」
「ここ」
と口の右辺りを指す。
「??」
取れて無いよと、クスクス笑う。
(あ、また笑った)
綱吉はヒバリの笑った顔に釘付けになる。
その隙に───ペロ
「ひゃっ!ヒバリさん、なっ…何するんですかっ!」
「何って…クリーム取ってあげただけじゃない」
「自分で取りますからっ!」
きっと俺の顔は真っ赤に染まっている。絶対に。
「クス。さっき綱吉が食べたフルーツサンドの苺みたいに赤いよ。可愛い」
チュッ………
そう言って口にキスされた。
「ヒバリさんっ///」
「可愛い。今は苺より真っ赤だよ。本当に君はからかい甲斐があるね」
「っ!もうっ、からかわないで下さいよ」
と言って綱吉は頬を膨らませる。
「可愛い」
「だから、からかわないで下さいってば」
「本当だよ。今言った事。綱吉はすごく可愛い」
そう言ってまた綺麗な笑顔を向けてくれた。
「〜っ///」
俺はきっと、さっきの苺よりも…なによりも赤いに違いない。
その日から俺は、よくヒバリさんに呼び出されるようになった。
可愛いからと言ってヒバリさんに、うなじにチュウやギュッと抱き締められたり…セクハラされてるのは獄寺君や山本には内緒………
おまけ→