書斎T
□限界っ!!
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───とある場所にて綱吉と守護者の親睦を深める為、合宿をしに山の中に来ていた。
まあ、ただの山籠もりなのだが………
山籠もりと言ってもちゃんとした建物で寝起きしているし、トイレやシャワールームまである。
この建物は強化プログラムの一環に使用すべく、9代目にリボーンが造らせたものだ。
「リボーン!風呂まだ入らないのか?」
「煤I!!」
呼ばれて綱吉を見ると………
(なんて格好してるんだ///ツナの奴。誘ってるのか)
綱吉はタンクトップに短めのハーフパンツ姿で、いかにも風呂に入ってきましたというような感じだった。
蒸気してほんのりピンク色になった肌がなんだかいやらしく見えた。
「リボーン?」
小首を傾げて覗き込んでくる綱吉に………
─プチッ
俺の中で何かが切れる音がした。
「ちょっと俺の部屋で待ってろ」
「?…分かったよ」
じゃあ早く来いよと先に部屋へ行かせた俺は、サラサラと紙に走り書きをし、ある人物の姿を探した。
(ランボの奴どこ行ったんだ)
色々探し回ったが、どこにもいない。
(シャワールームか?)
綱吉はよくランボと一緒に風呂に入っていた。
ランボ一人だと遊ぶ事に夢中で、なかなか体や頭を洗ったりしなく、仕方なしに綱吉がランボの面倒をみる為、一緒に入る事が多かった。
案の定、シャワールームからガハハハと笑い声が聞こえてきた。
(アホ牛が)
「あ、リボーン見っけ!!これランボさんからのプレゼント。ちね、リボーン」
そう言って、爆弾を投げてきた。