書斎T

□ああ…風紀委員長様3
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昼休みも終わろうとしている時に………


『2―A沢田綱吉。放課後、応接室においで。………来ないと噛み殺すよ』


(ギャー…また俺ですか!何で〜?)




今日は綱吉が日直の為、5限目の授業で使う地図を社会科準備室に取りに来ていた。


呼び出しを受けた俺に先生は、ドンマイ☆と肩を叩いた後、


「救急車は呼んであげるから」

「いや……あのぉー………」


(不吉な事を言わないで下さいよ!ボコボコに殴られるの前提ですか?)


もう一人の新任教師は、青ざめた顔でチラリと俺を見て、目が合ったのにすぐ逸らし俺を見ようともしない。


(この人達、絶対俺がヒバリさんにボコられると思ってる!!)




────放課後


「十代目!俺も行きます。今度こそ(ヒバリの野郎と俺の十代目が二人きりだなんて我慢できん!)」


応接室に行こうとしていた俺に獄寺君が寄って来た。


「ツナ、俺も一緒に行くよ。今日部活ないんだ(何か最近ヒバリと仲良いんだよな…ツナの奴)」


それに山本も………


「大丈夫だよ。一人でも。最近、何故かヒバリさんに殴られないし」



綱吉はこの所、ヒバリさんに呼び出されるようになった。


お昼を一緒に食べたり、裏庭でお昼寝したり何かと呼び出される。


初めは、応接室で殴られたら事があるので、嫌々(←ってか怖いんだよ)ヒバリさんに会いに行った。


けど、何故かヒバリさんに殴られる事は無く、傷一つ負わずに済んでいた。


「いいえ。お供します!十代目の身に何かあったら…」


必死にくらいついていく獄寺に…


「本当に大丈夫だよ。(最近のヒバリさん、何かおかしいんだよね………普通の良い先輩って感じ)」


ここ最近のヒバリさんの行動が珍しく、何だか可愛かったなと思い出しながら、獄寺君と山本にニッコリと笑顔を向ける。


((ドキン///))


(ヤバイッス、十代目ェェェ!そんな可愛い顔しちゃ)


(ツナ可愛い〜俺の嫁にしたいぜっ!)
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