書斎T
□君がいないと
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君がいないと…
そう…………
真っ暗な闇なんだ…
「どこ行っちゃったんだよ!リボーン………」
リング争奪戦が終わり、並盛に平和な日常が戻ってきた矢先、リボーンが俺の前から姿を消した。
神出鬼没だから、その内ひょっこり帰って来るだろうと思っていたんだ。
なのに、何時まで待っても帰って来ない。
言い知れぬ不安に襲われる。今までに無いくらい、不安になる。
ああ、そうか…
俺がいつも安心して過ごせたのは、お前が居たからなんだ。
リボーンが居たから、辛い修行にも耐えられたし、どんな強敵だって倒して来た。
俺をいつも照らしてくれて暖かな光の中に居させてくれたのは、リボーンだったんだ。
リボーンに対する気持ちは、京子ちゃんに抱いたものよりも何倍も大きな想い。
お前がいないと、俺はダメツナに戻ってしまう。
だから…
早く…
帰って来て…
君がいないと………
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