Verbena

□◆第十四章 道標◆
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適切な処置のおかげか二週間もするとルリはロリアンの森を散策出来る程までに回復した。

幸い危惧していた後遺症等も見られていない。

今頃、旅の仲間達はどうしているだろうと思いを馳せている時だった…キーッという泣き声にルリは空を見上げる。

ハヤブサは彼女の腕に止まるといくつもの情報を渡した。

『………そんな…』

悲痛な表情を浮かべてルリは遠くを見た。

一行がウルク=ハイの一軍に襲われ、メリーとピピンが攫われた。

フロドとサムは仲間の元を離れモルドールへ。そして…







…ボロミア様がお亡くなりになった…。



 
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