ぷりんせす×ぷりんす
□【第5話】ガールズ
4ページ/6ページ
――放課後――
「じゃーんけんぽいっ」
『あっちむいてホイッ
よっしゃ、勝ったぁああ!』
「ぐわぁあ、負けたぁああorz」
なぜか綾乃と泉はじゃんけんをしています。
「泉はどっち向くかわかりやすすぎるぜ」
「顔に出ちゃうね(微笑」
「えぇーーまじでかー!!」
跡「おい、お前ら・・・」
『ん?なに跡部様?』
跡「なにじゃねぇ!何普通に部室に部外者連れ込んでんだ!」
『えーつまんないんだもん』
跡「つまんないじゃねぇ!」
忍「まぁまぁ、ええやん」
『忍足ナイスフォロー♪』
跡「ったく、しょうがねぇな・・・」
『やったね!!跡部大好き☆』
跡「ふっ・・・当たり前だ」
綾乃は冗談のつもりだが、跡部はそんな事気にせず相変わらずのナルシーっぷり。
「跡部のヤロー調子こいてんな」
「きゃーwあっとっべーvV」
「ありがとう、跡部君・・・」
亜咲は跡部には特に厳しい。
岳「で、なんでじゃんけんなんてしてたんだよ?」
さっきの光景を見ていた岳人が
ぴょんぴょん跳ねながら問う。
『え?・・・暇だから?』
綾乃は首を傾げながら言う。
岳「ただの暇つぶしかよっ」
まさかの返答に扱けそうになる岳人。
「でもほんと、マネ業って暇そうだねぇー」
宍「いや、本当は暇じゃないんだけどな」
「え?そうなの?」
忍「綾乃の仕事が早いだけやな」
『そんなことないさっ』
少し照れながらまんざらでもなさそうにする綾乃。
跡「面倒くさがらなければな」
そう言って、跡部は綾乃の頭を軽く小突く。
『あうっ』
小突かれたとこをおさえて、オーバーに痛そうにする綾乃。
「へぇーどんな事してんのー?」
『えーっと、全テニス部員のユニフォームの洗濯と、ドリンク作りとか怪我の応急処置とかスコア管理とかー・・・』
「ちょっとちょっと、結構仕事多くない!?」
「しかも、氷帝テニス部員って確か200人以上いなかったか・・・?」
「綾乃ちゃんすごい・・・」
『いっぱーいいるねぇwだから結構R陣以外の子達とかが球拾い手伝ってくれたりするよぅー(*´ω`*)』
宍「面倒くさがらなければ完璧なんだけどな」
『もーサーセンサーセン・3・』
→