ぷりんせす×ぷりんす

□【第5話】ガールズ
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――放課後――

「じゃーんけんぽいっ」


『あっちむいてホイッ
よっしゃ、勝ったぁああ!』


「ぐわぁあ、負けたぁああorz」


なぜか綾乃と泉はじゃんけんをしています。


「泉はどっち向くかわかりやすすぎるぜ」


「顔に出ちゃうね(微笑」


「えぇーーまじでかー!!」


跡「おい、お前ら・・・」


『ん?なに跡部様?』


跡「なにじゃねぇ!何普通に部室に部外者連れ込んでんだ!」


『えーつまんないんだもん』


跡「つまんないじゃねぇ!」


忍「まぁまぁ、ええやん」


『忍足ナイスフォロー♪』


跡「ったく、しょうがねぇな・・・」


『やったね!!跡部大好き☆』


跡「ふっ・・・当たり前だ」


綾乃は冗談のつもりだが、跡部はそんな事気にせず相変わらずのナルシーっぷり。

「跡部のヤロー調子こいてんな」


「きゃーwあっとっべーvV」


「ありがとう、跡部君・・・」


亜咲は跡部には特に厳しい。


岳「で、なんでじゃんけんなんてしてたんだよ?」


さっきの光景を見ていた岳人が
ぴょんぴょん跳ねながら問う。



『え?・・・暇だから?』


綾乃は首を傾げながら言う。


岳「ただの暇つぶしかよっ」


まさかの返答に扱けそうになる岳人。



「でもほんと、マネ業って暇そうだねぇー」


宍「いや、本当は暇じゃないんだけどな」


「え?そうなの?」


忍「綾乃の仕事が早いだけやな」


『そんなことないさっ』


少し照れながらまんざらでもなさそうにする綾乃。


跡「面倒くさがらなければな」


そう言って、跡部は綾乃の頭を軽く小突く。


『あうっ』


小突かれたとこをおさえて、オーバーに痛そうにする綾乃。


「へぇーどんな事してんのー?」


『えーっと、全テニス部員のユニフォームの洗濯と、ドリンク作りとか怪我の応急処置とかスコア管理とかー・・・』


「ちょっとちょっと、結構仕事多くない!?」


「しかも、氷帝テニス部員って確か200人以上いなかったか・・・?」


「綾乃ちゃんすごい・・・」


『いっぱーいいるねぇwだから結構R陣以外の子達とかが球拾い手伝ってくれたりするよぅー(*´ω`*)』


宍「面倒くさがらなければ完璧なんだけどな」


『もーサーセンサーセン・3・』





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