薄桜鬼short

□目覚めると其処は
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『総司、私は此処にいるよ』




どんなに語りかけても決して私に向けられることのない目



「総司、あまり自分を責るんじゃねぇ」



土方さんの声にも耳を貸さず悲しみにくれる総司




『総司、総司』



こんな総司始めてみた。



自信家の彼がここまで自分を追い詰めて悲しみに浸る姿



しかし、そうさせているのは



目の前に広がる私の死が原因なのだ





それが辛かった



私が好きなのは、いつもの意地悪で憎たらしい総司なのだから




『誰か、私に気付いて・・・―』





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