薄桜鬼short
□死ガ貴方ニ迫ッテモ
2ページ/6ページ
『私は、離れません』
沖田さん自身から、近くにある死を告げられた――――
「だめだよ、それじゃあ君は幸せになれない」
『沖田さんの居ない未来で幸せになろうとも思いません。私には、沖田さんだけなので。』
我ながら、強い意思を持っていた。
目の前の沖田さん以外の男性と幸せになるなんて、有り得ない
「っ、どうして君は、そこまでして僕を・・」
『貴方を愛しているからです』
「凛...」
『沖田さんじゃなきゃ、私を幸せにできないんですよ?』
「でも、僕は...」
『死ぬから?』
「っ・・そうだよ。こんな僕じゃ、君を守ることもできない」
→