薄桜鬼short

□もう一度
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平助くんが油小路で新選組と揉め合い、そして亡くなった

という話しを聞いてから半年の月日がたった


『平助くん…』

彼が私に別れを告げに来たのも、ちょうど今日のような月の綺麗な夜だった。

新選組を辞め、伊東派につくと素人の私にもわかるように丁寧に説明してくれた。


彼は、あの晩なにを思ってかつての仲間に殺され死んで行ったのだろう。

『平助くん、逢いたいよ』









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