薄桜鬼short

□ギャップ
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「てめぇら、もたもたしてねぇでさっさと自分の仕事しやがれ!」








今日も屯所に響くのは、土方さんの怒鳴り声。








沖田「凛ちゃん、土方さんのあの短気な性格治してよ」








土方さんの怒りなんて全く気にしない沖田さんは、のんびりとそんなことを言う








『えぇ・・と』








土方さんも好きで怒ってるわけじゃないんだけどな








そう思って反応に困っていると








「おい総司、余計なこと言ってねぇで、さっさと稽古でもしてこい」







眉間に皺を寄せる土方さん。









沖田「そうゆう土方さんだってこんなところで油売ってないで自分の仕事したらどうなんですー?」








ああ言えばこう言う、な沖田さんは聞いているこちらは面白いけれど・・・








ちらり、と土方さんを見るとやはりこめかみがひくついている








「俺のことはいいから、さっさとどっか行ってくれ」








怒る気欲もなくなったのか疲れたような顔をする土方さん。








沖田「そうですね、土方さんと話していてもつまらないし。じゃあまたね 凛ちゃん」








そう言ってひらひら手を振りながら去っていく沖田さんに苦笑いするしかなかった











沖田さんが去ると、しんとする空間









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