ありがとう、今
□二・沖田総司!?
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「お願いがあるんだけど、いいかな?」
『は、はぁ』
「僕が帰れるまでここに置いてくれないかな?」
ニコニコしながら提案するお侍さん。
本当に過去から来ちゃったみたいだし、このまま知らんぷりなんてできないよね。
『はい、狭い家ですけど。それより名前、聞いてもいいですか?』
「ありがとう、助かるよ。ごめんごめん名乗って無かったね。僕は沖田総司だよ」
『沖田、総司?』
「ん?」
『沖田総司って新撰組の!?』
そうだったらヤバイ!
歴史が苦手な私だって知っている
昔、大河ドラマ見てたよ!
「あはは、やっぱり僕のこと知ってるじゃない」