ありがとう、今
□一・あなたは誰?
1ページ/3ページ
『とりあえず、ソレ、しまって下さい・・・』
青い顔をしながら
震える手でソレを指差す
「!あぁ、ごめんね。驚かせて」
目の前のお侍さんはニコニコしながらカチャリと刀を鞘にしまってくれた。
『立ち話もなんなんで、どうぞ・・』
少々抵抗はあったものの酔っていてふらふらなため家の中へ通した
『そこ、座っててください』
椅子を引いてお侍さんを座らせるとお茶を入れて私も座る
「ありがとう」
『あ、いえ。それで、その・・・?』
「僕の話し、信じられないかもしれないけど聞いてくれる?」
、