薄桜鬼short

□こんぺいとう
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『沖田さん、また私の隠しておいた金平糖食べましたね』





ずいっと、顔を近付け問い詰めるのは、新撰組に居候している凛







「こそこそ隠さないで、私のですって名前でも書いとけば僕だって食べたりしないのになぁ」








へらへらとそんなことを平気で言う沖田さん







『隠しておかないと沖田さんが食べちゃうから隠してるんです!』






「だっておいしいじゃない、金平糖」







『はい、おいしいですよね!だから私の分を食べないでくださいお願いですから。』






金平糖でこんなに必死になるわけ。





それは・・それは・・・






「もう、なんなの?いつもはそんなにしつこく言ってこないのに。もしかして好きな人に貰ったとか?」







『なっなっ、//』







顔を赤くした私に沖田さんは目を丸くする







「え?凛ちゃんって好きな人いるの?」






『っ//・・いますよ、私だって』






「へぇ、君は僕が好きだと思ってたんだけどな。残念」







『え?え?え?』






覚えてないんですか、沖田さん






「凛ちゃんが好きな人〜?全然心当たりないんだけど」






そんなことを言う沖田さんにため息をついて沖田さんを見た








金平糖を貰ったのは、貴方ですよ。
沖田さん






おわり

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