短編

□-苛立ち-
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苛立ちには、いろいろ種類がある

何も出来ない苛立ち

負けたときの苛立ち


でも私にとっての苛立ちは、、、
















苛立ち





















今、テニス部は大事な大会があり放課後はテニスコートで夜遅くまで練習がある。


『失礼しま−す…』


私と英二は、学年は同じ三年だけどクラスが違うからいつも英二のクラスまで行く。

不二「あれ?
七瀬ちゃんどうしたの?」

『あっ不二!英二はいる?』

不二「いるよ(微笑
ちょっと待っててね」


不二は、気持ちよさそうに寝ている英二を起こしてくれて私が来てくれていることを伝えると英二がこっちに来た。


「どうしたの?」

『一緒にお弁当食べない?
英二の分作ったから//』

「…………ごめんっ!!
今からミーティングがあるから
一緒に食べれないだよ……」

『そっか……ざ〜ねんw』


また独りで食べるのか……
仕方がないっ一緒には食べれないことは、なんとなくわかってから気持ち的にそこまでショックでは、ない……はず。


「でもっミーティングは、弁当食べながらだから李樹が作った弁当貰ってもいいかニャン?」

『いいよw
でも味の保証は出来ないかもw』

「ありがとう!
李樹が作った弁当は、全部美味しいから大丈夫っ!!」


英二は、微笑みながら渡した弁当をすごく褒めてくれた……けど、一緒に食べることが出来ない。


『それは、よかったぁ
じゃ〜またねっ』


英二のクラスをあとにしてひとりで屋上に行くことにした。


屋上に着き
周りを見るといつも大勢の生徒たちがいるはずなのに今日は、誰ひとりもいなかったから余計に孤独に感じる。


『みんなを誘えばよかったかも』


今から誘うのは、めんどくさいと思い今日もひとりで食べることに、適当に座り弁当を食べていたら向かい側でテニス部がミーティングしているのが見えた。


『ギリギリ英二が見える!
今日も一緒には、帰れないだろ〜なぁ…』

そんなこと考えてたら目から涙が出てきて半分まで食べたが食べる気がしなくなり弁当をしまいまだ午後から授業まで時間があるからもう少し屋上にいることにした

って言うよりこの顔で教室に帰ったらみんな心配させてしまう。


『英二やテニス部員のみんなにとって大事な時期だから仕方ないか…なんか疲れたなぁ』


まだ授業が始まるまでに時間があり少しだけ寝て落ち着こう。





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