その他長編
□シンデレラ
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なんだかあの兄の悪寒の走る表情が気になった#name#。
何時もは「絶対に入るな!」と硬く言われていたので、入った事はないが、気になり兄の部屋へ行ってみることにした。
ゆっくりと扉を開ける。
暗くて何も見えないそこに入って行く#name#。
入ると気配はないものの視線だけを感じて気味が悪くなった。
「なんだか、変に視線を感じるなぁ…。電気どこだっけ?」
辺りを手探りで探し歩き、明かりを付ける。そして…
「なッ!……何、これッ……」
明るくなった#name#の視界に飛び込んできたのは無数の#name#の写真だった。
もう、驚きを通り越し、恐怖しかない#name#は、ここに居てはイケない気がして部屋を後にしようとした
「とっとりあえず…見なかった、事…にっ」
そう言って部屋から出ようとしたその時、開けっ放しにしていたはずの扉がギィと音を立て閉まる音がして、振り向く
「おっ…お兄様ッ…どうしてッ!」
「それは俺のセリフだ。どうして部屋に入った」
「ッ…ごめんなさい」
#name#が必死に謝ると、兄はガチャリと後ろ手で部屋の鍵を閉め…ゆっくりと#name#の元へ近づく。
「見たのか?…入ってんだもんな、見たよなぁ?」
じわりじわりとこちらに向かう兄
先ほどの比ではないほどの恐怖が遅い、#name#はその場でただただ震える…
「お兄様……何を」
「せっかく、隠してたのに…。お前が悪いんだからなッ」
怒鳴るように言えば、兄はベッド脇に立つ#name#の近くまで来ると、そのまま#name#を押し倒し、ベッドに共になだれ込んだ。
「やっ…なにすっ…んっ」
そして、抵抗しようとする#name#の唇を乱暴に奪う。
苦しさと放してほしい一心で彼の胸元を押し返すが、当然かなうわけはなく。そればかりか、邪魔だと言われその細い腕は頭上に固定されてしまった。
「ごめん、なさっ…何も、見てないからっ…放してっ」
恐怖のあまり泣き出す#name#。それを見た兄は掌で頬を包むと今度は優しく、触れるだけのキスをする。
「ん…」
「っん…何言ってんだバカッ。今更遅せぇーよ。」
「なっ…」
「悪い妹にはお仕置きだな」
唇を放すとそう言って見送った際と同じような笑顔を見せた。
「ッ…お、にいさま…」
口元は笑ってるのに…目が笑っていない。
#name#は震える口で兄を呼ぶが、兄は無言のまま、黙って#name#を見下ろしている。
しばらくすると、ベッドから離れ机の引き出しを探り始めた兄。そして、何かを持って#name#の元に戻ってくる。
「なぁ、#name#。これ、なんだかわかるか?」
「……。」
兄が目の前に持ってきて見せて来たものは何か木製の玩具の様な棒状のものでそれなりの長さと太さがある。
けれど、それをどうしたいのか分からない#name#は黙って首を振った。
「これで今から遊ぶんだ。小さい頃お前だって玩具遊びくらいしただろう?」
すると兄はそのおもちゃを#name#の口に押し込んだ。
その行為に、嗚咽からと恐怖からの涙か流れる
「んぅっ…!!!」
「しっかり濡らしとけよ。じゃないと初めてはキツいぞ」
#name#が訳も分からず口にくわえ涙を流し続けるのを見ると、今度は#name#の足を開かせる。
そして、引きちぎる勢いで下着を取り去ると、アソコをゆっくりとなぞった。
「ッ!!!」
「なんだ?気持ちよかったか?」
兄の言葉に「違う」と首を横に振る#name#。けれど兄はお構いなしに今度は舌を這わせていく…。
「んーーーーッ!!」
急に来た痺れるような感覚に声を挙げるが、玩具を咥えた口では上手く伝わらない。
「なんだ、そんなにいいのか?なら…」
そう言って今度は舌を中に入れた。そして、入口の上にある小さな突起を指でキュッとつまみあげる。
「あっ…ぁっぁあああ!」
あまりの刺激に玩具を放し、叫んでしまった。
けれど、兄がやめる様子はなく、何度も何度も出し入れを繰り返す。
「んっ…あっ…」
そのうちに、#name#の声は叫びから喘ぎに変わって行き、室内にはクチュクチュと水音が響き始めた。
「おい、処女のくせに感じまくってんじゃねぇーぞ。これじゃぁお仕置きになんねーだろ?」
「んっぁ、で、もッ、そんなに…するからっ…」
「そんなに気持ちいいかよ…なら…」
そう言うといったん口を放した兄は、#name#が先ほどまで咥えていた玩具を拾い上げ、そっと舐める。そして、#name#のあそこに宛がった。
「まぁ、こっちは濡れてねぇーけど、アソコがもうびちょびちょだから大丈夫だろ」
「えっ!?お兄様ッ…まっ…」
「またねぇーょッ!!」
「ぁああああぁっぁぁぁああッ!!」
太く硬いものが挿入され、腰が浮き上がる#name#。強烈な圧迫感と共に痛みが走った。
「痛いっ!やっ…止めっ…」
「だから、これはお仕置きって言ってんだろ?腰、ひっこめんなッ」
「ひぃっ…あっ…やぁぁあぁッ」
嫌がる#name#とは正反対に、楽しそうに#name#のソコに玩具を沈める兄。
「んっぁ、っ、ふっ…あぁっ」
「ほら、気持ちよくなって来ないか?」
出し入れを何度されようが、痛みしかないそれに、#name#の涙が何度も頬を伝う。
それもそのはず、普通の男性のモノより硬く、平均より少し大きいものを処女の#name#は受け止めているのだから、痛みしかないのは当然で…
「痛いっ…もう、お願い…やめてッ…」
「なんでだよ?俺のよりちっせーぞ、これ無理ならこれからどうすんだよ!」
「ッ。ふっ、あっ、んっ」
兄がこれからもこんな非道な事をするのかと思いながらも、今は息をするのが精一杯な#name#。
けれど、心とは正反対に、身体はどんどんとその快楽を受け入れ始め、自然とあふれ出した愛液も助け少しずつ気持ちよくなっていく。
「あっ、んっ。だめっ、なんか…擦れて…変っ。痛いのに…やっ…っっ」
「おっ、気持ちよくなってきたか?」
「やっ、待って…激しく動かさ…ないでぇっ」
#name#の言葉を聞き、さらに激しく出し入れを繰り返され、その更なる刺激に#name#はなにか得体のしれない感覚に襲われていく
「んっ――だめッ。おにいっ、さ、まッ」
「イキそうか?てか、イクときは、飛雄って呼べよ。」
「んっ、と、びおッ…?」
「そうだ……呼ばなかったら、もっと痛いことすんぞっ。ほらっ、イケ…っよッ!!」
「イク、飛雄ッ…、んっぁあああああああっぁぁ―――っ!!」
激しい出し入れにさらに最奥を付かれたことで、達した#name#はそのままぐったりと意識を手放しベッドにた折れ込む
そして、ゆっくりと眠りについた。
眠った#name#をそっと抱き上げた兄は汗で張り付いた#name#の髪を優しく指で撫で払うとそっと抱きしめる。
「もう、離さないからな………」
義理の兄、景山飛雄に愛された#name#は、これから先も一つ屋根の下彼と共に暮らし続けるのだった。
おしまい。
とりあえず、監禁っぽいENDで、すみません。
景山はシンデレラが好きで意地悪をするんですが…、好きな子ほどいじめたくなると言う小学生波の間違った恋愛の仕方です。
ご気分を害された方、景山ファンの方、すみません。