New Poem

□通り過ぎる
1ページ/1ページ


【通り過ぎる】


私たち、いつか
雑踏で擦れ違っても
何も気付かないで
通り過ぎるようになるのかな?







 後書き

悲惨な初めての派遣バイト。
乗る電車を間違え、道に迷い、何度も電話をしつつも、遅れて到着した私。
遅刻した分、真面目に取り組んでいると、髪を染めた子が工場主に「帰れ」って怒鳴られていました(サボってたみたいです)。
その後、私と他の方々も早く帰ることになって、怒鳴られて先に帰った子の名前を見たら、私の高校時代の部活の後輩で、ショックでした。
怒鳴られる瞬間、私は一番近くにいたのに後輩だとは気付きませんでした。

高校の部活で、毎日、顔を合わせていたのに、髪を染めていたからって、久しぶりだからって、気付かなかった私。
いつの間に、"他人"になったんだろう?
相手は、彼女は私がいたことに気付いていたのだろうか?

でも、もしかしたら、同姓同名の別人かもしれませんが(希望)。

そんなこんなで考え付いた詩でした。




2007/06/17/日

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ