短編
□Size
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セルカをベッドに座らせて今に至るわけだが…彼のものは尋常ではなかった。もともと大きい方だとは思っていたがまさか熱を持つとここまでになるとは思ってもいない。両手でようやっと掴むことが出来るかというほどで先端までパンパンに張り詰めたそれはもはや性器ではない、凶器だ。
「しかし…何でもうこんなになってるんだ、セルカの…?」
「そ、それは…ですね…その…シュミット様がお一人で慰められていたのを偶然ですが目撃しまいまして…」
「オレが一人でしていたらお前もその…興奮するのか?」
そう言って首を傾げればセルカは小さく頷いてみせた。オレはセルカ自身を服の中から取り出してそっと触れてみた。
「っ…シュミット様!」
固く固く張り詰めたそれはもはやセルカの身体の一部とは思えないような狂暴さだ。指先でそっと側面を撫でればビクビクと震え、筋の一本をなぞれば更にそれを深いものにする。恐る恐るセルカ自身をそっと握り込みオレは擦ってみた。筋にひっかかり滑りの悪い側面はゴリゴリと固くそして熱い。先端から溢れ出したセルカの熱がそっと手元まで垂れてくるとそれも相まって手淫は難無くいくようになり、オレはセルカ自身を擦る手を早めた。