秘めた想い
□第4Q
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「遥と初めて話した時から…他の生徒とは違うな、って思ってたんだ」
妙に大人っぽいし
黄瀬のこと知らずにいるし。と入った喫茶店で話し始めた。
「俺自身と話してくれるお前に…いつの間にか惹かれてたんだろうな」
私と同様に異動したら諦めがつく、と思っていた。
それが3年も経っていた。
「だから…あの時、遥から言われるなんて微塵も思ってなくて、ダメだって分かってても約束しちまった」
やっぱり駄目だ。恥ずかしいんだ、こういうの。と顔を赤らめていた。
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