秘めた想い

□第4Q
2ページ/5ページ








「遥と初めて話した時から…他の生徒とは違うな、って思ってたんだ」







妙に大人っぽいし
黄瀬のこと知らずにいるし。と入った喫茶店で話し始めた。








「俺自身と話してくれるお前に…いつの間にか惹かれてたんだろうな」







私と同様に異動したら諦めがつく、と思っていた。







それが3年も経っていた。








「だから…あの時、遥から言われるなんて微塵も思ってなくて、ダメだって分かってても約束しちまった」









やっぱり駄目だ。恥ずかしいんだ、こういうの。と顔を赤らめていた。




















_
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ