秘めた想い

□第3Q
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友達にも、もちろん先生本人にも気付かれないように秘めた想いは私の中で温められていた。









離任する先生の中に先生の名前があれば諦めよう、と思っていたけれど
3年生になる春も先生の名前は載っていなかった。









また一年、先生との学校生活が送れる。







喜びと共に不安は尽きなかった。









女の人が苦手というのもあり
先生の浮いた話は聞いたことがなかった。








思いを告げることが出来ても
相手にされないだろう、と何処かで思っていたから。
















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